40代の女性一人暮らしの食費はいくらぐらいが平均なのでしょうか。
私も妙齢の女子なのですが、最近食費が3万を上回りそうになることが多々あります。
今月の食費3万超えそう!食べ過ぎ?(◎_◎;)
もちろん昨今の物価高の影響もあると思いますが、同じ年頃の女性の食費の平均を知りたくなったので調べてみました。
総務省のデータに見る平均額
総務省統計局のHPより2022年度の家計調査結果を確認することができました。
家計収支編の「食費」について以下の通りです。
単身世帯の1ヶ月の食費の平均 39069円
さらに年齢別、女性のみの平均は以下の通りです。
全単身世帯 | 女性のみ | |
〜34歳 | 34385 | 30035 |
35〜59歳 | 42899 | 40075 |
60歳以上 | 38913 | 37610 |
40代女性ピンポイントのデータは見つけることができませんでしたが、上下の世代と比べても若干高めになっていることがわかりました。
40代女性の一人暮らしでかかる食費は3万円以上でも決してかかりすぎているというわけではないようですね。
私の直近12ヶ月の食費
お恥ずかしながら、私の家計簿から直近12か月の食費を公開します。
2023年6月 | 31794 |
7月 | 18656 |
8月 | 17521 |
9月 | 29148 |
10月 | 21092 |
11月 | 18638 |
12月 | 34849 |
2024年1月 | 21247 |
2月 | 18165 |
3月 | 31009 |
4月 | 23422 |
5月 | 28560 |
ほとんど自炊をしており、交際費としてのランチ代は別ですが、お酒やお菓子は上記に含まれます。
朝食にプロテインを飲むので、数ヶ月に一度のまとめ買いの時は3000〜6000円高くなっています。
自炊をサボりまくって結果高くなってるだけの時もあります。反省。
40代食費は他年代より高め
国のデータからもわかる通り、40代女性の食費は単身世帯の平均の食費より若干高いということがわかりました。
どうしてなのか、私なりに考えてみた結果、以下の2点の理由があると思いました。
①自炊する時間がない
35~59歳といえば、他の年代に比べても「時間がない世代」だと感じます。
人によってはいくつも役割を担っている方もいるでしょう。
責任が増え、自分のことだけでなく、周りを見なければならないポジションの方も一番多い世代です。
プライベートでは趣味に遊びに、人によっては副業や、介護が始まっているかもしれません。
よって時間がないから自炊できない。
結果、外食やウーバーに頼ることが多くなり食費がかかってしまうのではないでしょうか。
②量より質になる
私の場合ですが、30代後半あたりから疲れやすさを感じるようになり、真っ先に変えようとしたのが食生活でした。
若い頃には通用していた「とにかく安い食材と炭水化物でお腹いっぱいにする」という作戦が通用しなくなってきました。
健康的な食生活をしようとすると、色とりどりの野菜・フルーツ、質の良いお肉やお魚などが欠かせません。
これらをふんだんに取り入れようとすると結構なお値段になってしまうんですよね。
私のように40代前後から健康意識が高まる人、多いのではないでしょうか?
でも、私が思うに、40代女性は食費に多少はお金がかかっても、「適当な食事をしない」ということを優先すべきと思っています。
体を壊して医療費がかかってしまっては、元も子もありませんからね。
健康投資と考えれば、多少高くつくのは仕方ないかも
月3万以下にする節約ポイント5点
「40代女性の食費が高くなりがちなのはわかった」
「健康的な食事が必要なのもわかる」
「でも、もっと食費抑える方法はない?」
そんな方へここからは、一応食費月平均3万円以下だった私が僭越ながら節約ポイントをお伝えします。
参考になる部分があれば嬉しいです。
①手軽さ重視で自炊する
食費を3万以下にしようと思ったら、やはり自炊することが大きいです。
私は今は80%ほど自炊していますが、完璧にしようとしなくても大丈夫です。
まずは「お米をまとめて炊いて1食分ずつ冷凍ストックする」だけでもいいです。
納豆、卵、キムチ、冷奴、あたりを常備しておいて、あとは野菜を入れた味噌汁を添えれば健康的な食事になります。
業務スーパーの冷凍野菜、冷凍お魚などはコスパもよく、調理も簡単でおすすめ。
電子レンジと冷凍ストックがあれば、時間がなくても健康的な食事ができますし、外食の回数を減らせます。
お弁当も卵焼きと冷凍食品や残り物OKです。
コンビニでランチを買うより安上がりになります。
凝った料理は体力気力のある時だけでいいので、できるだけ手軽に自炊することを心がけましょう。
②買い出しの回数を少なくする
スーパーに買い出しに行く回数を極力少なくしてください。
行く回数が増えるということは、お金を使う機会が増えるということです。
あと、お腹が空いた状態では絶対に行かないようにしましょう。
余計なお惣菜やお菓子をかごに入れてしまうのが目に浮かびます。
私はiPhoneのメモ機能に買うものをメモしていき、現地でチェックしながらお買い物します。そうすると無駄な食材を買わなくて済みます。
③コンビニに寄らない
節約界隈ではベターな方法です。
コンビニの商品はスーパーで買うと安いものがほとんどです。
新商品のコンビニスイーツやパンやアイス…ついつい買ってしまいそうになりますよね。
私は昔コンビニに立ち寄るたびに、ついついコーヒーを買ってしまいました。運転のお供にいいんですよね。家で作ったコーヒーをボトルに入れて持って行ったとしても満足度は変わらないのに…
コンビニは魅惑的だし便利ですが、節約したいなら極力避けていきましょう。
④一人でカフェに行かない
3度の飯よりカフェ巡り大好きという方は、この項目は無視してください。
おしゃれなお店でホッと一息つく瞬間、いいですよね。私も好きです。
ですが節約したいのであれば「一人カフェ」はあまりお勧めしません。
おしゃれなカフェでのランチ代って結構しますからね。
私もカフェは大好きですが、気になる隠れ家カフェなんかを発見したら、友人とのランチの時までとっておきます。
一人でカフェを利用するのは基本的に旅先だけにしています。
お家のインテリアを居心地の良いカフェのような空間のようにすることでも、欲求が満たせます。これは一人暮らしの特権ですね!
⑤我慢しすぎない
ここまで色々提案しましたが、我慢しすぎるのもよくありません。
家計もダイエットと同じで反動がきます。
節約節約とキツく締め上げすぎてしまうと、いつかのタイミングで糸がぷっつり…という事態になるかもしれません。
特に、美味しいものが大好きな人は本当に注意してください。(私は一時期反動で節約もダイエットも放り出しました)
あまりストイックに「節約も!」「健康も!」と気を張りすぎないようにいきましょう。
私はたまにジャンクなものを食べますし、外食も楽しみます。
ゆる〜く管理した方が、結果的に長く、健全に続けられるのではないでしょうか。
以上、食費3万以下の私の節約術でした♪
家計の見える化作戦でもっと節約
食費の節約を始める前に、ぜひ取り入れて欲しいことがあります。
それは「家計の見える化」です。
この方法で私は食費を正確に把握することができ、前述の数字をお見せすることができました。
面倒くさがりな私でも家計管理できた方法をお伝えします。
家計簿アプリを使う
まず「家計簿アプリ」を導入します。
手書きでの家計簿は挫折したという経験がある方は、ぜひ使ってみてください。
さまざまな家計簿アプリがありますが、私が使っているアプリは「マネーフォワードMe」という家計簿アプリです。
以前は厚切りジェイソンさんの本で紹介されていた「マネーツリー」を使用していましたが、今はこの「マネーフォワードMe」の操作のしやすさが気に入ってます。
支払いをキャッシュレス化する
日々の支払いをほぼキャッシュレス決済にします。
今は田舎の店舗でも電子マネーやクレジットカードが使えるお店が増えてきています。
私はクレカと電子マネーが使えないお店は選ばなくなりました。
家計簿アプリに各種情報を連結
家計簿アプリに各種クレジットカード、電子マネー、銀行口座の情報、楽天やAmazonなどのネットショッピングの情報も連結させていきます。
そうするとお買い物をしたら「お店と金額」が自動で計上されていきます。
手間をかけずに家計簿が出来上がっていきます!
現金で支払った分は手動でも入力できますが、それだと面倒で続かないです。
「お店、金額」しか上がってこないので、食品と日用品を買う時は違うお店にするか、会計を分けるといった動きが必要にはなりますが、手書きでの家計簿よりも確実です。
この方法で会計管理をすると、生活費の集計だけでなく、自分の資産状況もバッチリ把握できます。
実際の数字を把握することで食費にかけるべき費用もコントロールしやすくなります!
まとめ
⚫️総務省のデータから見る40代女性の一人暮らし食費の平均額は40075円
⚫️筆者(40代女性)の平均額は24508円(自炊が多め)
⚫️40代女性一人暮らしにかかる食費は一般的に3万円以上になりがち。自炊にかける時間が無く、健康意識が高まる年代だからと推測
⚫️3万以下の食費に抑えるポイント
- 手軽さ重視で自炊する
- 買い出し回数を少なくする
- コンビニ回避
- 一人カフェしない
- 我慢はしすぎない
⚫️家計の見える化作戦で節約する
- 家計簿アプリを使う
- 支払いのキャッシュレス化
- 家計簿アプリに情報連結
一人暮らし40代女性の食費は節約にストイックになりすぎないことをおすすめします。
心身の無理がたたって病院通い…なんてことになると、節約しても意味をなさなくなりますからね。
食費をやみくもに減らす前に料理や家計管理に手間をかけない工夫をする方が、健康的に暮らしていけそうです!
以上、参考になれば嬉しいです。